ミャンマー(旧ビルマ)政府はアウン・サン・スーチーさんんを受け入れる準備があることを声明したが、反政府派の国民民主連盟(NLD)のスポークスマンは同党からノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スーチーさんが4月1日の議会補欠選挙に立候補すれば政府の中に役割を持つことになるだろうが、まだ本人の希望が不明確のようだとフランス通信(AFP)に言っている。しかし昨年末にヒラリー・クリントン米国務長官の歴史的な同国への訪問の中で、反政府派は、
ミャンマーが民主主義への途上にあることを信頼していると語っていた。左派系知識人を読者に多く持つリベラション紙fr.が報道した。
2010年に
NLDは軍事評議会によって解散させられていた。アウン・サン・スーチーが選挙に出るのはヤンゴン(ラングーン)(Yanqon)南西部30キロほどの(Kawhmuu)地区で立候補リストは1月11日に明らかになるという。
アウン・サン・スーチーさんは1990年以来その自由が奪われていたが、2010年11月の選挙からは政府権力との彼女の関係は大きく変化していて、昨年12月からはNLDは政党として承認されている。
アウン・サン・スーチーさんは1月6日に4月の選挙に出馬できる最終的な認可が政府から出た。
4月1日の選挙では2010年来の議員との交代で全部で48議席が入れ替わる。そのうち40議席が下院議員で、上院議員は6議席、また地方議会議員の2人が選挙で新たに決まる。その中には大臣席がいくつかある。