2012年1月12日木曜日

ナチスドイツ加担下のルノー自動車国営化に、子孫の資産要求裁判は敗訴

第2次世界大戦中にナチスドイツに協力したとされるルイ・ルノーの子孫がフランス国がルノー自動車の資産を取り上げたことに抗議して裁判を2011年4月におこしていが、11日、パリ大審院裁判所はルノーの子孫側の敗訴を判決した。しかしこの裁判の判決を不服として子孫側は上訴を決めたと弁護士が発表した。

ナチス占領下のパリでルノー自動車の生産したほとんどが敵側に送られていて、ルノーの生産ラインではどんなサボタージュの抗議も要求されなかったと歴史家はいっている。

暗いフランスのレジスタンス運動では、コラボと呼ばれるいわゆるナチス協力者がジャーナリストや歌手やスターなど映画界や学者などにもいた。あらゆる階層にコラボはいたといわれている。