2012年8月10日金曜日

シリアとリビアの同一視で、仏外相が サルコジ前大統領批判

サルコジ前仏大統領はリビアでしたように、国連や国際社会を動かす前から空爆への行動を取って来ていたが、シリア危機ではこの自己の行動に関してオランド仏大統領は行動がともわないとサルコジ氏はオランドと自分を比較して7月末から批判を繰り返してきている。

これに対しファビウス仏外相の見解は、シリアとリビアは状況がまったく異なっているとして政治的地理的な理由からサルコジのリビア情勢とシリアのアサド独裁との同一視の誤りを批判している。
しかし一番の問題は、サルコジの人権不在の政治意識を批判することではないのか。リビアでもシリアでもサルコジは行動を起こすことを提案しているが、戦争を空爆や軍事力で解決していこうとする誤った行動の思考が疑問なのだ。