クロード・ゲアン元内相(エリゼ大元統領官邸書記総監)は給料と公式の特別手当以外に毎月1万ユーロ(約150万円)の現金を2002年から2004年に渡り受け取っていて税金申告もしてなかったことが家宅捜査でわかったためにマニュエル・バルツ内相は裁判所に起訴すると6月10日に公訴提起を発表した。ゲアン氏は事件当時はニコラ・サルコジ内相の官房長官を務めていた。バルツ内相による調査は5月初旬より開始されていて、この疑惑金は「監視及び調査費用」から内務省官房長官ゲアン氏に渡っていたことが調査官により説明されている。現金による手渡し賞与は2002年1月に廃止されたが、これが2002年5月から2004年夏にかけてゲアン官房長官のもとで2年間に渡り復旧していた。
警察組合では我々は小さな賞与でも税金申告しているのに、警視総監を経験したゲアン氏が自分の税金申告はしないでいたのは受け入れられないことであり、驚きであると言っている。
警察組合では我々は小さな賞与でも税金申告しているのに、警視総監を経験したゲアン氏が自分の税金申告はしないでいたのは受け入れられないことであり、驚きであると言っている。
「監視及び調査費用」とは捜査にのみ当てられるもので、公務員である警察官に渡される賞与は厳しく制限されている。サルコジ前大統領が内相時代の事件であり、ゲアン氏との関係も話題になっている。
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