2013年11月8日金曜日

メキシコG20 オバマとプーチン大統領 シリアの暴力に共同抗議

18日メキシコのロス・カボスで開催中のG20会議で、オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領はシリアの暴力を即刻制止すでだと呼びかけた。両大統領はシリアで血が流れることを終結すべきだとして暴力をすぐに停止すべきだとの見解を共同宣言した。またシリア国民は民主的で独立したやり方で将来を選択すべきだとのべて、アサドの国外退出を要求している。
一方、18日にはシリア政府軍による北部のオムスと首都ダマスで爆撃が続き全部で市民が約70人ほど死亡したことをシリアの人権非政府組織ONGが報告している。
ロシアは14ヶ月に渡るシリア政府と反対派との危機を解決できるのは対話であると考えているようだ。ヒラリー・クリントン米国防相は先週、ロシアがヘリコプターをシリアに搬入していることを批判していた。
国連の幹部は人権犯罪を彷彿させてアサド体制に対し爆撃と戦車砲などの使用を即刻停止するように呼びかけた。19日には国連安全保障委員会で今後の解決策を話し合う。(本文の初出 /2012年6月19日 )