2014年11月23日日曜日

ジュッペUMP次期大統領候補のプリメール主張に サルコジ支持者の会場から非難の野次

ボルドーでのサルコジ派の開催した集会場に招待されたボルドー市長のアラン・ジュッペ元首相は「もし我々が左派に勝利したいと願うならば、右派と中央(サントル)の広い結集が必要だと確信する」と話した。とたんに会場からサルコジ支持者の党員から野次や口笛が浴びせられた。ジュッペ氏が「開かれたプリメールを準備しよう」と民主運動(モデム)のフランソワ・バイル議長なども入れることを話すと、さらに野次・口笛は高鳴った。これを見ていた政敵サルコジは満足だったのか野次を止めることをしなかったと報道されている。

サルコジはホモの結婚を定めた憲法トビラ法の廃止をフランス東部のサンスの町で宣言して、集まった市民団体の活動家達から告訴されている。2012年の仏大統領選挙でのサルコジのスポークスマンで元環境相 のナタリー・コシウスコモリゼさんもホモの結婚法の廃止を主張するサルコジを批判ている。

仏大統領選挙候補者を決める党内予選選挙(プリメール)に対し、サルコジは気がのらないでいる。できれば自分だけが候補者であることを望んでいる。不明な態度をとってきたのはプリメールで負けることを恐れているからだ。プリメールは11月29日に党員268000人によって投票がなされる。プリメール立候補者には前防衛相ベルベ・モラン氏、前農水産相で人気のでてきているブルノ・ルメール氏。ボルドー市長のアラン・ジュッペ元首相やフィヨン元首相がいる。

【参考記事】
http://www.liberation.fr/politiques/2014/11/22/juppe-hue-pour-avoir-defendu-le-rassemblement-de-la-droite-et-du-centre_1148592