9日、サルコジ前大統領の2012年の仏大統領選挙運動でのスポークスマンを務めたフランク・ルーブリエ氏と同選挙責任者であったギヨーム・ランベール氏、及び国民運動連合(UMP)党の地方議員フィリップ・ブリアン氏がビグマリオン（Bygmalion）事件の容疑で家宅捜査を受けた。
現在ボルドーで進行中のベッタンクール事件裁判はあと4週間続きUMPのヴォルス元財務相などの他に、サルコジ前大統領も疑惑の対象になっている。【参考記事】
「メディアパー」のベッタンクール検閲録音テープ ボルドー裁判所で再生公開
ジャン･フランソワ・コッペ前議長の家宅捜査は1月22日に衆議院事務所など2014年10月に引き続き再度の調べがなされた。ビグマリオン事件は、フランスの国民運動連合(UMP)党事務総長であったジェローム・ラヴリヨウ（ Lavrilleux）氏が2012年のサルコジの大統領選挙運動の副責も務めていたが、５月26日のＢＦＭテレビに出演し同局の有名司会者ルーツ・エルクリエフ(Ruth ELKRIEF)さんを前にして、サルコジ支援の大統領選挙運動の資金運用に違法な二重帳簿があったことを明かしたものだ。このことで当時国民運動連合(UMP)党議長のジャン･フランソワ・コッペ氏は辞任している。
Les juges d’instruction enquêtent sur un système présumé de fausses factures lors de la campagne présidentielle de 2012.
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