ルフトハンザドイツ航空の医者はコパイロットの青年に2009年に精神的な落ち込みがあったが飛行機の操縦を許容しながらも、その治療を続けるべきだとした診断書を書いていたことがわかった。しかしコパイロットのルビズ(Lubiz)氏がその後も精神的な治療を受け続けていたかどうかに関しては医者は明確な返答をしていない。
この点に関してルフトハンザ航空側へジャーナリストが質問したが、現在調査が行われているのを邪魔するおそれがあるとして返答を避けている。3月24日、バルセロナを立ったルフトハンザドイツ航空の下請けジェルマンウィング社の格安便A320は、精神疾患のあるコパイロットに操縦室を占拠されてアルプス山麓に突撃されて乗客150人全員死亡という惨事を起こした。