2015年5月10日日曜日

■人権/奴隷解放記念日を前に奴隷貿易で富をなした仏人植民者がパリ大審最高裁に告訴

10日の奴隷解放記念日を前にして仏黒人協会代表諮問機関(CRAN)は、アフリカからのアンチィーブ諸島への奴隷貿易で黒人売買で何代にも渡って設けてきた家系だ。18世紀にはハイチに3つの黒人奴隷を使った植民地農園を持っていたて、その資金運用は現在まで続いている。ボルドー近くのアルカッションの海岸には冬季の別荘をもっている。この人は仏中小企業組合(Médef 1994年-2005年)の会長を務めた人でアーネスト-アントワーヌ・セイリエール ド ラボルド氏で(Ernest-Antoine Seillière de LABORDE 75歳)という長い名前をもつ貴族だという。


CRANの会長ルイ・ジョルジュ・タン(Louis Georges Tin)氏は、同氏に対し人権違反犯罪と人権違反罪隠匿とによってパリ大審裁判所へ告訴したと5月9日にボルドーでの記者会見で話した。

CRAN会長は「奴隷植民地主義者の子孫であるからといってそれは罪ではない。しかしアーネスト-アントワーヌ・セイリエール ド ラボルド氏の巨額の富の大部分は奴隷労働から出ていて」その資金は現代の植民地資本主義に協賛してつながっていると、同氏の資本提携している銀行家を批判した。

CRAN会長はラボルド氏の別荘を話し合いで黒人協会の文化的な美術館などに使用にしたいと交渉したが無駄だったといっている。ラボルド氏からは今のところ何も返答がないという。

Ernest-Antoine Seillière, ancien président du Médef, est assigné en justice par le Conseil représentatif des associations noires de France. L'un de ses aïeux a bâti sa...
SUDOUEST.FR

















10日の奴隷解放記念日を前にして仏黒人協会代表諮問機関(CRAN)は、アフリカからのアンチィーブ諸島への奴隷貿易で黒人売買で何代にも渡って設けてきた家系だ。18世紀にはハイチに3つの黒人奴隷を使った植民地農園を持っていたて、その資金運用は現在まで続いている。ボルドー近くのアルカッションの海岸には冬季の別荘をもっている。この人は仏中小企業組合(Médef 1994年-2005年)の会長を務めた人でアーネスト-アントワーヌ・セイリエール ド ラボルド氏で(Ernest-Antoine Seillière de LABORDE 75歳)という長い名前をもつ貴族だという。CRANの会長ルイ・ジョルジュ・タン(Louis Georges Tin)氏は、同氏に対し人権違反犯罪と人権違反罪隠匿とによってパリ大審裁判所へ告訴したと5月9日にボルドーでの記者会見で話した。CRAN会長は「奴隷植民地主義者の子孫であるからといってそれは罪ではない。しかしアーネスト-アントワーヌ・セイリエール ド ラボルド氏の巨額の富の大部分は奴隷労働から出ていて」その資金は現代の植民地資本主義に協賛してつながっていると、同氏の資本提携している銀行家を批判した。CRAN会長はラボルド氏の別荘を話し合いで黒人協会の文化的な美術館などに使用にしたいと交渉したが無駄だったといっている。ラボルド氏からは今のところ何も返答がないという。