2015年11月15日日曜日

パリ同時テロ襲撃事件で犯人の身元がわかったのは1人のみ

現在の所では14日夜のパリ同時テロ襲撃事件では129人が死亡。352人が負傷しその内の99人が重症。テロリストは7人が死亡した。パリ共和国広場近くのバタクラン・ホールの観衆を捕虜にして殺害した後で、腰につけていた爆発物で死亡した犯人の身元がわかった。イスマエル・オマー・モステファで1985年11月21日の生まれ、もうすぐ30歳を迎えるところであった。アルジェリアの家系でエッソンヌ県クークロンヌ市の出身。シャルトル郊外に住んでいて、2014年にはシリアを訪問していて警察監視下の狂暴要注意人物のリストに上がっていた。しかし、これまでにテロリスト関係の事件に巻き込まれたことはなかったと検事は強調している。(パリ=飛田正夫 2015/11/15 16:32日本標準時)


イスマエル・オマー・モステファの父親はロミリー・スール・セーヌ(Romilly sur Seine)で尋問され拘置された。また兄34歳はクークロンヌ市に近いエッソンヌ県のボンドッフル( Bondoufle)に住んでいるが、夕刻にクレテール警察所に出頭した。

-テロリストは全員が同種の自動小銃と爆発物を持っていた。
-襲撃は3つの班に分かれて、連絡を取って行われた模様。
-フランス競技場近くを襲撃したテロ行為のあった場所ではシリアのパスポートが見つかった。
-ベルギーでこの事件に関係する3人の男性が逮捕された。
-パリのバタクランでテロリストが使用した車はベルギー在住のフランス人が借りたものだった。