2016年3月10日木曜日

レンブラントの2枚の絵が ルーブル美術館の共同購入で初展示 

(パリ=飛田正夫2016/03/10 23:11日本標準時)レンブラントの2枚の絵をルーブル美術館とオランダのアムステルダムのライクス・ミュージアム(rijksmuseum)とで共同購入し、その初展示式がルーブル美術館で10日午前中にオランダ国王夫婦とオランド仏大統領とが出席して行われた。絵は6月13日までルーブル美術館でこの2枚の絵は17世紀イタリア絵画のある部屋(Salle Rosa)に展示された後に、修復のためにライクス・ミュージアムへ送られる予定だ。絵はロスチャイルド(Rothschild)側の提示する16000万ユーロ(約240億円)という膨大な金額のためにルーブル美術館は購入することができなかったが、ヨーロッパでは初の共同購入方式で可能となった。絵は今後は両美術館でそれぞれ半年ぐらいづつ交代で展示されることになるが、この夫婦の絵はいつも一緒に展示されるという。
ルーブル美術館でも買えないような絵であるならば、それを見に人が多く集まるだろう。しかし本当に素晴らしい絵ならば金で売り買い出来ないはずなので、無料で美術館入りすべきなのだ。また万民が無料で見れるべきなのではないのか。

【参考記事】
http://www.leparisien.fr/laparisienne/societe/culture/les-epoux-de-rembrandt-commencent-leur-garde-alternee-au-louvre-10-03-2016-5614383.php
http://www.franceinfo.fr/fil-info/article/deux-portraits-de-rembrandt-devoiles-ce-jeudi-matin-au-louvre-773187
http://www.lejdd.fr/Culture/Beaux-Arts/La-garde-partagee-des-epoux-de-Rembrandt-debute-au-Louvre-776751