2006年死亡したミロセヴィッチ以後の最高責任者として70歳のカラジッチ70歳が、20年後に裁かれる重大かつ歴史的な戦争犯罪を裁く人権裁判である。
カラジッチは2008年にボスニアの大統領の時に逮捕されていた。スレブレニカの大虐殺では精神科医出会ったカラジッチは、1995年7月に8000人のイスラム教徒の男子と男の子供たちを殺害し女性を強姦した。これは「民族絶滅粛清」事件として有名な事件でカラジッチが、ミロセヴィチやラトカ将軍などと計画したものであった。ボスニアの多くの市町村が迫害、殺人、強姦、非人間的扱い、強制連行などで訴えていた。(追記、カラジッチは30年の禁固刑が決まったが、その罪に反省の色はなく上訴をするという。)