2016年3月29日火曜日

復活祭前にパキスタンでキリスト教徒を狙ったと仏メディア タリバン自爆テロ犯行声明  

(パリ=飛田正夫 2016/03/29 9:08日本標準時)3月27日に起こった自爆テロでは70人以上が死亡。 数十人が負傷した。犯行声明がパキスタンのタリバンから出ている。パキスタンのラオル(Lahore)でイースター(復活祭)の前日の為にキリスト教徒が狙われたと仏メディアが報道。子供の遊園地に集まっていたイスラム教徒の被害が多かった。
パキスタンのキリスト教徒は2%より少し多い500万人がいる。パキスタンの大多数はスンナ派だ。パキスタンのキリスト教徒にはプロテスタント、メトディスト、アングリカン、ルーテル、カトリックがある。ラオルはインドのシャンディグラ国境に近いパキスタン北東部の町でカトリックの復活聖堂がある。

一般にパキスタンのキリスト教徒は雇用も生活水準も低くて、バカにされているという。バチカンの情報センター(FIDES)によると、パキスタンのキリスト教徒は特に女性が迫害を受けていて、強制結婚など人権違反の告訴が出ているという。イスラム教徒の家庭内での奴隷的扱いをうけていると厳しく批判している。



【参考記事】
http://www.20minutes.fr/monde/diaporama-10985-attentat-lahore


http://www.franceinfo.fr/emission/expliquez-nous/2015-2016/expliquez-nous-les-chretiens-du-pakistan-28-03-2016-12-31