2016年5月25日水曜日

米国ゴーグル社は仏でも約2250臆円の税金逃れが指摘

(パリ=飛田正夫 5/25/2016 12:49:45日本時間)米国のゴーグル(Google)は、フランスでの営業活動での税金逃れの脱税容疑で24日朝5時にゴーグルのパリ本部(第9区)が家宅捜査された。過去に遡り15億ユーロ(約2250臆円)の支払いを仏税務局は命じている。ゴーグルのヨーロッパ本社はアイルランドにあって、ここが、税率が世界で最も低い国で12,5%だ。検事によるとアイルランドのゴーグル本社はフランスでの活動を報告してなく、もしそうだとするとフランスでの付加価値税や会社税を支払ってなく違法だという。


同様な税金隠しの問題が英国でもあって、ゴーグルに1億7000万ユーロ(約255臆円)ほどの支払いを承諾させたという。イタリアも同様にゴーグルの税金隠しで、2億万ユーロ(約300億円)を要求している。アイルランドのアップル社やルクセンブルクのアマゾン社などの多国籍企業の税金隠しが、不法な国家援助によってなされていることが、ブリュッセル議会で批判されている。

【参考記事】
http://www.sudouest.fr/2016/05/24/perquisition-chez-google-a-paris-dans-une-enquete-de-fraude-fiscale-2374129-705.php
http://www.leparisien.fr/high-tech/perquisition-chez-google-a-paris-dans-une-enquete-pour-fraude-fiscale-24-05-2016-5825153.php
http://www.leparisien.fr/economie/perquisition-en-cours-au-siege-de-google-a-paris-24-05-2016-5824971.php

http://www.ouest-france.fr/economie/perquisition-chez-google-paris-dans-une-enquete-pour-fraude-fiscale-4248173