2日から3日にかけて国連軍統制指揮下のコートジボワールの首都アビジャンに向けてフランス軍約300人以上をフェリックス飛行場に派兵。首都からの避難撤退などあらゆる状況の変化を考慮して外国人の安全対応のために補充兵が送られたとブルクハンド陸軍大佐は発表。1日にサルコジ大統領、フィヨン首相、ジュッペ外相、ランゲ国防相と会合して決めたらしい。同大佐によるとフランス軍隊の増兵に関してはサルコジ大統領(将軍)は何の公式声明も出してないと答えている。
「リベラシオン紙fr.」などによると4月3日正午近くコートジボワールに滞在する外国人1650人(内半数がフランス人)、50人のヨーロッパ人、米国人4人、レバノン人がフランス軍隊キャンプに集合された。
13時05分、ロラン・バグボ前大統領の支配するコートジボワール政府テレビではルワンダの大虐殺はサルコジ派によってコートジボワールで準備されたとするショッキングな文字がコートジボワールの人々の街頭デモの横断幕に書かれて報道されたという。
コートジボワール大統領選挙ではフランスは早い時期から共和連合のアラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)元首相を支持する強力な発言をしていて、対抗者のローラン・バグボ大統領と戦う姿勢を現在も崩してはいない。
「リベラシオン紙fr.」などによると4月3日正午近くコートジボワールに滞在する外国人1650人(内半数がフランス人)、50人のヨーロッパ人、米国人4人、レバノン人がフランス軍隊キャンプに集合された。
13時05分、ロラン・バグボ前大統領の支配するコートジボワール政府テレビではルワンダの大虐殺はサルコジ派によってコートジボワールで準備されたとするショッキングな文字がコートジボワールの人々の街頭デモの横断幕に書かれて報道されたという。
コートジボワール大統領選挙ではフランスは早い時期から共和連合のアラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)元首相を支持する強力な発言をしていて、対抗者のローラン・バグボ大統領と戦う姿勢を現在も崩してはいない。
1月2日、コートジボワールの大統領選挙で独立選管委員会(CEI)はアラサン・ワタラ元首相の勝利を公式発表した。コートジボワールの最高司法機関である憲法審議会のポウル・ヤオンドレ議長はCEIの当選発表が遅れたとして期限切れを理由としてロラン・バグボ前大統領の当選を決めた。以来両者は大統領選挙の勝利を主張しあって対立してきている。
現在コートジボワールにはフランス人は12200人がいる。そのうちの11800人が首都にいる。なお二重国籍者は7300人いる。
フランス政府の早急な避難退去命令に躊躇する人々も多いようだ。セネガルやトーゴなど首都からの退去を目的にしていて場合によってはフランスへの帰還もあり得るという。内乱が予定されているからだとも一応は考えられ今後の動向によっては戦乱が引き起こされる可能性が心配される。
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2011年4月5日火曜日
仏特殊部隊がバグボ宮殿を[爆撃」 国連事務総長(ONU)の支援要請だが「内政干渉」の危惧も
2010年12月15日水曜日
コートジボワール大統領選挙で両者譲らず 対立・内乱を誰が喜ぶのか?
アフリカ西部のコートジボワール大統領選挙最終戦で、ローラン・バグボ前大統領の対立候補者である共和連合(RDR)アラサン・ワタラ元首相の勝利を独立選管委員会(CEI)が12月2日発表した。しかし、バクボは自ら大統領を7日に宣言し、新首相にアケ・ジルベール・マリ・ンゴボ(Aké Gilbert Marie N’gbo)氏を任命。新政府内閣の人事を発表した。政府軍は今のところバグボに忠誠を誓っているが、北部を支配する反政府勢力(FN)はワタラを支持して対立している。南アフリカの和平調停工作もあったが効果なく緊迫した対立状態は続く。12月7日、米国連大使スーザン・ライス氏は[明日、審議会で議論する」と発表した。国連や欧米諸国はいち早くバクボを批判しワタラ支持を表明した。平和維持の希望よりも誰も喜ばない対立・内乱の気配が漂っている。
11月28日の大統領選挙最終結果の発表が2日になされが、発表が期限日を超過しているとしてバグボ前大統領寄りの憲法評議会はワタラ氏の当選を無効だと発表した。そのために両候補が共に大統領を宣言して互いに譲らない状態がおこった。
「日曜新聞」(JDD.fr)によると、FNのスポークスマンのセィド・カァタラ氏は「もし我々が襲撃された場合には、我々の地区を防衛するのはもちろん、コートジボワールの他の領土も支配する」、「国土が血の海にならないことを希望する」とロイター通信に語ったという。
欧米諸国はワタラ支持を直ぐに宣言した。国連もワタラの大統領就任を支持している。これをバクボはコートジボワールへの内政干渉だと指摘し、外国傭兵の国内侵略だと批判した。一方で、国連関係者500人ほどが西アフリカからの撤退が始まったが、これは暫定的措置で安全のためだといわれている。
コートジボワールには警察と国連軍を合わせ9500人が安全監視に当たっているが緊張はこの1週間でさらに高まっている。とくにバグボ側への国連や欧米諸国からの批判で同氏陣営の孤立化が更に進んでいることが心配されている。
バグボは開票日の12月2日夜に陸海空に無期限の戒厳令を敷いてラジオ・テレビを遮断して国外との連絡網を閉鎖していたが、6日からは徐々にこれを解除する方向を示しているという。
コートジボワールの大統領選挙は2005年以来何度も延期されてきたのは2002年9月以来北部を支配する反政府勢力のせいで、今回の大統領選挙はそれらとの平和が実現されたからだとされていたが、ここで新たな政治的な行き詰まりに突き当たったようだ。コートジボワールの内乱を喜び得をするのは誰なのだろうか?
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仏軍が特殊部隊を派遣 コートジボワールの仏・外国人避難撤退は内乱の前兆
11月28日の大統領選挙最終結果の発表が2日になされが、発表が期限日を超過しているとしてバグボ前大統領寄りの憲法評議会はワタラ氏の当選を無効だと発表した。そのために両候補が共に大統領を宣言して互いに譲らない状態がおこった。
「日曜新聞」(JDD.fr)によると、FNのスポークスマンのセィド・カァタラ氏は「もし我々が襲撃された場合には、我々の地区を防衛するのはもちろん、コートジボワールの他の領土も支配する」、「国土が血の海にならないことを希望する」とロイター通信に語ったという。
欧米諸国はワタラ支持を直ぐに宣言した。国連もワタラの大統領就任を支持している。これをバクボはコートジボワールへの内政干渉だと指摘し、外国傭兵の国内侵略だと批判した。一方で、国連関係者500人ほどが西アフリカからの撤退が始まったが、これは暫定的措置で安全のためだといわれている。
アフリカ諸国連合(UA)議長で南アフリカのターボ・ムベキ前大統領が仲介役に入り両候補と折衝したが解決の進展は見られなかった。議長はコートジボワールの「平和の維持と、民主主義への暫定的移行へ総ての努力が注がれることが大切だと考えている」 「平和の維持」をと、強調して繰り返し話している。
コートジボワールには警察と国連軍を合わせ9500人が安全監視に当たっているが緊張はこの1週間でさらに高まっている。とくにバグボ側への国連や欧米諸国からの批判で同氏陣営の孤立化が更に進んでいることが心配されている。
バグボは開票日の12月2日夜に陸海空に無期限の戒厳令を敷いてラジオ・テレビを遮断して国外との連絡網を閉鎖していたが、6日からは徐々にこれを解除する方向を示しているという。
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