2011年4月28日木曜日

アッバス議長と反イスラエルのハマス側が 「パレスチナ独立国家」目指し暫定政権合意を宣言

4月27日、パレスチナの競争相手であった穏健派マムード・アッバス議長とイスラム原理主義組織で反イスラエルのハマス側がカイロで27日、今後一年を目標に大統領選挙と総選挙の実施で暫定政権を組織することを発表した。今後、パレスチナの独立国家宣言の意思表明が9月の国連(ONU)総会で提出されれば、米国は拒否権を使うことが予想されている。2007年6月にガザ地区を占領したイスラム過激派ハマス政権によってファタハは追放されていた。両者間の和平交渉はエジプトの失墜したモバラク大統領選挙の介入によって1年半前に始まっている。フランス通信(AFP)が伝えている。

この両者の接近は早速ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相からは、ファタハのアッバス議長はイスラエルとの和平を選ぶのかそれともハマスとの和平なのか決めなければならないと。

それにたいしアッバス議長はネタニヤフ首相は平和を選ぶの戦争を選ぶのかと問うている。

米国側では今後すべてのパレスチナ政府は暴力を廃止すべきでイスラエルの存在を承認しなければならないといっている。

ハマスはイスラム原理主義の過激派であって米国やヨーロッパとイスラエルからはテロリスト組織だと考えられていて、ハマスはイスラエルのユダヤ人国家を承認することを拒否している。

今回の合意の発表は当面のところはガザ地区とのパレスチナの青年に歓迎されているという。

ハマスの思想的なガザ地区での指導者マムッド・ザアル氏は中東の衛星テレビ局アルジャジーラで会見して、両者が一つの暫定政権でまとまること、特に政治犯の釈放を決めたことを確認している。

ザアル氏はまたハマスとファタハの合意としては両者の中心的な反目点であった軍事面での再統一が具体化したと語った。

(参考記事)