2011年4月19日火曜日

タリバンが「ロンゲ仏防衛相」を襲撃 理由は「仏のアフガニスタン侵略」 

タリバンの犯行声明によるとロンゲ仏防衛相を狙った襲撃の理由としてフランス軍によるアフガニスタン国への侵略戦争をタリバン側のスポークスマンは宣言している。フランスはアフガニスタンだけでなくコートジボワールやリビアでも戦争を展開させている。

ロンゲ防衛相を狙ったとされている反政府勢力タリバンのカミカゼ特攻隊2,3人は18日朝、アフガニスタン防衛庁に軍服で偽装して侵入した。

その1人が3階まで上がって2人の兵士を殺害した。負傷者も9人でている。ロンゲ国防相はその現場にはいなかった。国防相は17日からアフガニスタンを数日間の予定で同地に展開している仏軍の訪問を開始していた。

ロンゲ国防相のアフガニスタン訪問はフランスでは極秘にされていて発表は15日頃に初めて公表された。アフガニスタンでのフランスへの襲撃は事前に予想されていたと見られる。しかしフランスはこのタリバンの犯行声明を受け入れられないようだ。それはカミカゼ特攻隊の犯行理由としてタリバンの声明にはフランスのアフガニスタンに対する侵略戦争が明示されているためだといわれている。

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Apr 18, 2011



(参考記事)

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