5月7日、ボルドージロンダン・サッカーチーム監督のジャン・ティガナ氏は、ソショー(Sochaux)との試合(0-4)で敗北後に観衆席から批判の野次を浴びて辞任を宣言した。そのなかでティガナ監督の16歳の娘さんに対する罵倒にまで及んだことで、同監督は怒って「サッカーとはそいうものではない」と抗議し、「自分を批判するのならば」辞めると宣言した。
フランスの代表的なスポーツ新聞エキップによると、ジロンダン・クラブのジャン・ルイ・トリオゥ会長の話しによると「ジャンの言葉は正直であり、誠実な人だ。人々が不平を言っているのは彼の演技だとかいうことではない。こういう次元になれば、フランス・サッカーは病気であるということだ」、「人間としてまた監督としての資質が問題なのではない」と弁護している。ティガナ監督の娘さんへの問題がすでに学校でも起こっていたといっている。
ジャン・ティガナ氏は母親をフランス人に1955年6月23日にスーダンのフランス人としてマリで生まれた。3歳の時に両親と共にフランスのマルセイユに来ている。ボルドージロンダン・サッカーチーム監督に就任して1年ほどがたっていた。
【関連記事】
モデムのバイル議長 仏サッカー問題はフランス「混合社会」の「逸脱の指標」と発言
【関連記事】
May 08, 2011
(参考記事)