2012年1月23日月曜日

米軍の無人飛行機ドロームが、パキスタンでトルクメン人4人を殺害

23日、パキスタン北西部のデガン(Degqan)地区でミランシャ(Miransha)から25キロの地点の村で、米軍の無人飛行機ドロームから撃たれた2発のロケット弾で蜂起軍の車に乗っていた4人が死亡した。4人はイスラム主義者と見られる。アルカイダに支持されたタリバン勢力陣営への現地の軍隊の責任者が匿名希望でフランス通信(AFP)に報告している。殺害された4人はトルクメン人だというが詳しいことはわかってない。



パキスタン地域のイスラム主義外国人らを支持するアルカイダ・タリバン勢力を襲撃する米軍の軍事展開は、2004年から開始されたが、2008年8月以来では220回以上を重ね特に増大してきていた。この期間には、米軍無人飛行機ドロームによって1700人を殺害しているとパキスタン側は数字をあげてドロームによる殺害のやり方を批判している。

1月初めには、ドロームによる誤爆でアフガニスタンとパキスタンとの国境地帯でパキスタン兵士が24人殺害されて米国との間で問題になっていた。2011年5月2日の米軍によるベンラデン殺害でも、パキスタン国への事前の報告もなく行われ、国家の尊厳が無視されていた。

当地はワジリスタン(Waziristan)の北部でアフガニスタン国境にあり蜂起軍の主要な活動地帯だが良く知られてないという。