11日、シリアのオムスで爆発物に当りフランス国営放送テレビA2所属のジャーナリストのジル・ジャクィエー氏が死亡した。ジャーナリストのグループはシリアのバッシャール・アサド大統領への政府抗議が開始された高名な場所であるオムスでA2のルポルタージュ・テレビ番組「特派員」のための取材をしていた。他に死亡者は7人あり負傷者は25人と報告されている。
ジャクィエー氏はこれまでに世界の紛争の現場の証人としてアフガニスタンやイスラエル、コソボ、イラクなどを取材してきている。
欧州のジャーナリストの誰もいないアフガニスタンを一人でカンダーに15日滞在し危険なために急いで取材したと語っている。アルノー・アルメラン氏はジャクィエー氏の仕事を評価し、全くすばらしい証言であり、我々が知らないことを明かした本物の真実のルポルタージュであると話している。