19日ルポルター・サン・フロンチェー(RSF、国境なき記者団、本部はパリ)は2012年の世界のジャーナリストの殺害件数は88人で悲しい記録の更新となったと発表した。シリアでは17人のジャーナリストと市民ジャーナリスト44人が報道に携わって殺害された。フランス人ジャーナリストはシリアで4人が死亡した。RSFではシリアはジャーナリストの墓場であると表現している。
昨年の全世界での殺害者数66人から比べて事態は悪化していている。ジャーナリストはソマリアでは18人が殺害された。またメキシコで5人が殺害されていて、麻薬やマフィア組織の犯行による殺害が指摘されている。メキシコ政府は調査を拒否している」とクリストフ・デロワー(Christophe Deloire)RSF書記長は発表した。またイスラム民兵による殺害もあった。パキスタンでは10人のジャーナリストが殺害された。
同書記長は10時45分の仏国営ラジオ・フランス・アンフォに出演して、「ジャーナリストはどこでも行かなければならないのである」と使命感溢れる発言をしている。
同書記長は10時45分の仏国営ラジオ・フランス・アンフォに出演して、「ジャーナリストはどこでも行かなければならないのである」と使命感溢れる発言をしている。
【参考記事】
88 journalistes ont été tués en 2012 selon RSF
http://www.lexpress.fr/actualite/medias/88-journalistes-ont-ete-tues-en-2012-selon-rsf_1200954.html