パリ市長にイダルゴさんが予想どおり53.33パーセントを獲得して当選した。ナタリーは40.57パーセントであった。基本的にはサルコジの2013年の大統領選挙でスポークスマンを担当したナタリー・コシュスコ・モリゼさんはサルコジの選挙演説に同調して嘘をついた同罪で破れたと見るのは私だけかもしれない。
しかしサルコジが大統領でありながらカーン市での講演で自分は地震と津波で原爆事故の被害が拡大した福島に行って状況を見て来たと嘘をつき、同席していたナタリーに同意を求めたのである。その時テレビカメラが観客席にいた彼女の方に回り彼女の顔を映した。彼女は相づちをうちながらサルコの話を承認したのである。この事実はフランス人でも知る人は少ない。昔、この人とある人道運動家の死亡でその葬儀で会ったことがある。この人は私がどうして市長と話そうとしているのか不思議がっていた。そのころは彼女はジャンルイ・バウローの補佐役をしたいた。