24日、米国家書記官はシリアで人質になっていた米国人ペター・テオ・クルチィ氏(45歳)の釈放を報道した。この釈放の知らせは皮肉にも、イスラム国家聖戦主義(djihadiste)集団に捕まり射殺された米国人ジャーナリストのジェムス・フォレイ氏の葬儀の日と重なった。
クルチィ氏はジャーナリストでマサセッチュー出身で2012年にアルカイダのシリア分派に誘拐されたと家族はいっているがこれまで誘拐は秘密にされてきた。釈放には身代金などはなく人権的な配慮からなされたという。釈放は24日(20時40分フランス時間)にゴラン高原で国連軍に引き渡されたと国連筋はいっている。