2016年7月9日土曜日

北太平洋条約機構会議 ポーランドでプーチンの脅威を防衛

(パリ=飛田正夫)7月8日、北太平洋条約機構(NATO)の首脳会議がポーランドの首都ワルシャワで開催され、ロシアの総ての攻撃に備えてロシアとの対話交渉は保持していくとしながらも、バルト諸国とポーランドに国際編成の4部隊の展開を決めた。NATO軍は米国・英国・カナダ・ドイツ・などで組織され、ロシアの脅威からヨーロッパ東部を防衛する。フランスは150人が通信機器などの後方支援で他の国と共に参加する。会議の第一日目にNATO総書記長から発表された。この発表に先立ち、8日午後にオバマ米大統領は米国は1000人の軍隊を出動させると発言している。NATO参加国首脳にはロシアのプーチン大統領は良く思われてない。NATOはロシアとの親交を深めようなどとは思ってもしないが、フランスはロシアは敵ではないとしていて、脅威の対象ではなくてパートナーとして考えているとオランド仏大統領は8日に記者会見で宣言している。

NATO総書記長もロシアとの会談の交渉の窓口は開かれていると強調しているという。今後の会議で待たれる主要な決定となるNATO防衛網反弾道ミサイルに原爆搭載の話がされる事をロシアは危惧している。韓国国境に米国の迎撃ミサイル網が築かれることでロシアは厳しい批判をしている。(文字数 ;556)(投稿日本時間 ;7/9/2016 10:00:06)

【参考記事】

http://www.lemonde.fr/europe/article/2016/07/08/la-russie-n-est-pas-un-adversaire-pas-une-menace_4966529_3214.html

http://www.bfmtv.com/international/au-sommet-de-l-otan-merkel-et-hollande-se-vannent-gentiment-sur-l-euro-1003359.html


http://www.france24.com/fr/20160708-pologne-otan-etats-unis-russie-sommet-deploiement-1000-soldats-poutine