(パリ=飛田正夫2016/04/28 11:22日本標準時)26日夜、ロシアは国連(ONU)の安保理のジュネーブ交渉に参加しているシリア反体制の蜂起市民グループ2つを「テロリスト集団」として扱うことを提案した。ロシアの国連大使ヴィタリ・チュウルキン(Vitali Tchourkine)氏は記者会見で、シリア危機交渉参加グループ・リスト中にあるアラール・アル・シャム(Ahrar al-Cham )とジャイシ・アル・イスラム( Jaïch al-Islam)とはテロリストだと考えられると発表した。同ロシア国連大使は続けて、「彼らはシリアでダエッシュ=イスラム主義国家テロリスト組織(IS)との武器やロジスティック通信機器などの支援を受けて闘っている」と言った。ジャイシ・アル・イスラム( Jaïch al-Islam)はサラフィスト系イスラム原理主義者の影響を強く受けた運動組織で、シリアの首都東部の郊外蜂起の重要な部分を担っているという。この中の指導者の一人モハメッド・アルーシュ(Mohammed Allouche)氏だ。アルーシュ氏は、「テロリストというのは殺害をする者のことであり、擁護する者のことではない」「テロリストとは戦闘機や武器を使って、我々の子供を殺害する者のことだ」と話している。知識人層と学生にも人気のあるリベラション紙が報道している。
2016年4月28日木曜日
テロリストとは戦闘機や武器で 我々シリアの子供を殺戮する者 国連(ONU)安保理ジュネーブ交渉でロシア批判
2016年4月21日木曜日
フランスは3度目の「国家非常事態」の延長へ 自由の脅威が危険視
(パリ=飛田正夫2016/04/21 2:57日本標準時)20日午前中にフランス政府は2カ月間の「国家非常事態」の延長を決めたことをマニュエル・バルツ首相が発表。6月のサッカーのヨーロッパ杯や、7月の自転車競技ツール・ド・フランス(Tour de France)を考慮したものだという。恒常化するフランスの国家非常事態によって個人の自由が狭めらることを危険視し反対する意見が左派かはますます強くなっている。フランスで2015年の11月13日夜に起きたパリ及びサンドニ競技場近くでの同時テロ射殺事件の直後に国家非常事態が発動された。それ以後3カ月の延長を2度繰り返してきている。今回の2カ月延長は3度目になる。
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