今、フランスで話題の労働総同盟(CGT)のストライキだが、このストが全国的に波及して市民の自動車のガソリン枯渇や原発基地の電力低下スト、新聞発行阻止など民主主義を揺り動かす大問題に発展して、市民の社会生活を脅かしている。このことで、CGTを支持する左派党共同議長のジャン・リュック・メランション氏を、昨夜26日のフランス国営放送テレビA2の深夜番組が招待したのはタイムリーであった。非常に倫理の筋の明晰な方だが、完全に民主主義を逆手にとっての論議である。共産党や労働総同盟(CGT)を支持している人にはとても痛快なものであったに違いない。しかし、論議の根には、今の政府は40人ほどの大臣がフランスの国を牛耳っているので民主主義が実現されてないと指摘して、それを論拠としてメランション氏は、今の政府は少数者支配だ、我々はその民主主義を認めないのであり、少数のCGTがストでフランスに要求しているのは可笑しくないという論理でメランション氏の意見は展開されている。