環境保護団体のグリーンピースの活動でフランスの原発基地への侵入が容易になされることが実証されたとして、エコロジストで緑の党のベーグル市長(ジロンド県)ノエル・マメール氏はノジャン・シュール・セーヌ原発基地の中心部へ入り込んだ活動家たちの成功を祝福した。このことは、国家と原発推進の圧力団体の虚偽を批判してきた政府の主張する安全性は嘘であったと、またエコロジストの正しさが証明されたと評価している。
グリーンピースの原発基地問題を担当するソフィア・マノニさんは原発基地への侵入の目的は、原発の中心部を落とすことがいかに容易であるかを示し、フランス原発設置の関心を喚起させることにあったと強調している。
さらに我々は3つの防備柵を越えた。特に電気が通る柵を超えて原発冷却塔の屋根へとよじ登った。その遠征の間には途中で活動家を尋問する恐れがある何人にも出会うことがなかったとBFMTV.COMテレビに話している。
フランス政府とエリゼ大統領官邸から、今回のグリーンピースの活動家ら協会関係者が26日朝に告訴された。
エリック・ベッソン仏産業相は仏国営ラジオ・フランス・アンフォに出演して、もし調査者が侵入者を確認したのならば、なにか機能しないものがあったということである。再発させないために対処策を取る必要があるだろうと話している。
このことが、欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)のセシル・デュフロ代表と、ツイッター上で激しい論戦を準備し、前代未聞の論戦となっているとパリジャン紙は報道している。
デュフロ代表はツイッターでベッソン氏に質問し、もし平和裏に行われなかったのならば、原発基地の不機能をいうベッソン氏ではカタストローフになっていただろう、といった。
アンリ・グゥエノ大統領官邸エリゼ宮ニコラ・サルコジ特別諮問官は、原発基地へグリーンピースが入ったことで、誰でもが入れることで安全を考える必要があるとBFMTV.COMで短く話している。
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