2011年1月7日金曜日

サハラ砂漠の仏大使館前でガス爆弾が爆発、2人が軽傷、マリは対仏アルカーイダ(AQMI)のメッカ

1月5日夕刻サハラ砂漠にあるマリのフランス大使館前でガス爆弾が爆発して2人が軽い負傷をした。チュニジア人の男性が尋問されて、過激派イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ(Aqmi)のカチバ(Katiba)系グループの戦士だと声明したと、調査に関係した警察筋がフランス通信(AFP)に宣言した。

5日現地時間18時(同GMT時)頃にマリの治安相は外国人によるガス爆弾でバマコの仏大使館前で2人が軽い負傷をしたとだけ伝えている。

2010年にはマリで学校建設を支援していたフランスの人権活動家のミッシェル・ジェルマノー氏がAqmiに誘拐されて殺害されている。9月にはフランスの原子力産業のリーダーであるアレバ社の社員7人もニジェールNigerで誘拐されマリへ連れ去られたまま消息がない。マリはアルカーイダのフランス人テロのメッカとなっている。