5日、欧州の借金危機が心配されている中で新年初めからユーロ値は再び降下が続いて対日本価格ではユーロは1ユーロが4日22時ごろには99.09円まで落ちている。メディアはフランスのソブリン格付け評価が下がることを危惧する報道をしている。4日のフランスの新聞(20minutes)によると、ソブリン格付け会社の特に、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを下げることが必須と見られているという。
同紙は、この財政危機は5年間に渡るニコラ・サルコジが率いた政治の失策結果であり、財政危機の時に無責任な税制をとってフランスの格付けが狙われる結果を招いたとして仏社会党(PS)のフランソワ・オランド社会党大統領候補の選挙担当責任者の一人ミッシェル・サパン議員は批判したと伝えている。
今後このことで、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、9日にサルコジ大統領と11日にイタリアのマリオモンチィ首相と協議する。