米政府は6日、テロ制裁財務担当の高官ダニエル・グラッセ氏をモスクワに送ることを発表した。各国訪問の際にこれから金曜日までにオーマンのマスカットやカターのドーハ、そしてロシアのモスクワに立ち寄りイランやシリア問題でも話し合う予定だという。その際にイランの中央銀行への制裁策を検討し、また国際社会の制裁から逃れようとするシリア体制の企てに対し看視し続ける権力機関の必要性などで話しあうとフランス通信(AFP)は報道している。欧米にはイランの原発基地計画だけではないが、アジアやアフリカなど、またイスラム世界の人間がする総ての行為に対し誤った蔑視が先行しているようだ。和解策を思考する前に経済や武力制裁がこれまでに行使されてきたことは、アサド体制と同じように欧米の文明の無力さと野蛮性を示していることになってもいる。
4日、欧米諸国やアラブ諸国がシリア体制の殺戮行為を非難して、国連安保理で制裁案を提出したのに対してロシアと中国は拒否権行使で反対している。
イラン問題では、イランの原発基地開発計画の国際交渉を失敗させようとして欧米が制裁を強化しているのだとロシア側は批判している。米国は6日されにイランを孤立化させる新らたな国際財政措置を敷いた。
イランの原発計画問題は、フランスのクロード・ゲアン内相の最近の発言のように、欧米がイスラム文明を信じられない不信が大きく横たわっているからで、これを欧米から取り除かないと真の世界の平和と理解は成立しないだろう。
イランの原発計画問題は、フランスのクロード・ゲアン内相の最近の発言のように、欧米がイスラム文明を信じられない不信が大きく横たわっているからで、これを欧米から取り除かないと真の世界の平和と理解は成立しないだろう。