コーランを焼いた事件に引き続き、11日アフガニスタンのカンダーら地方で米兵が16人の市民(内婦人が3人、子供が9人)を殺害したことでイスラム主義者の復讐を宣誓する声は高まっている。12日、アフガニスタンの下院議会は米法務省にこれを告訴し殺害者の裁判と刑罰を強く要求した。パリジャン紙によるとアフガニスタンの市民は外国兵の暴挙を許せなくなっていると伝えている。ヒラリー・クリントン米国務長官は12日ニューヨークで記者会見して、「驚いた。悲しい出来事だ」とこの殺戮にコメントした。タリバンは狂った米兵テロリストが無辜のアフガニスタン市民を殺戮したとしてその違反を問題にしている。
アチアラ・アマール元アフガニスタン空軍大将はアフガニスタン戦争はかってない長期のものとなっていて米兵は帰国するとその70%は精神的な問題があるといわれているようだと発言している。
アフガニスタンの市民の声は、「米国は我々の国を破壊した。なにも我々に良いものをもたらせなった。悪いことばかりであった。我々の文化を悪化させ我々の宗教を馬鹿にした」。また、「我々は米政府が米兵を罰することを欲しない。我々はアフガニスタン政府が裁くことを欲している。できればコーラン法によって裁かれ罰せられることを欲する」と話している。
米兵の殺害動機などはまだ調査中でわかってない。
米兵の殺害動機などはまだ調査中でわかってない。
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