フランスのノルマンディー半島にあるシェルブールのトルラヴィル市(tourlaville)市でドイツの女性(19歳)が警察官(41歳)に性的暴行を受けた事件で、8月25日に同地の軽罪裁判所は警官に2年の禁固を言い渡した。事件は7月9日から10日にかけての深夜に起ったもので被害にあった女性は翌日に派出所に訴えていたが、二週間ほど広報されないで隠されていた。24日のラジオFrance Infoなどが伝えている。(本文の初出 /2010年8月29日 )
女子学生は姉妹都市であるドイツのノルトヘイム(Northeim)からフランスのトルラヴィル市に姉妹都市交流の一環として研修で来ていた。宿舎が市の小学校になっていて、夜会パティーの帰りに自転車で道を迷っていたところを、パトロール中の2人の警察から(宿舎の)小学校まで案内するとプロポーズされた。
彼女の宿舎に着くと自転車置き場まで警察がついてきてそこで強姦されたもの。その間、もう一人の巡査はパトカーで待機していたという。犯行のあった警察官には家族があり子供もいる。同警官は辞任になり、1200ユーロ(約15万円)の罰金支払いが要求された。もう一人の警察官は無罪放免になった。(本文の初出 /2010年8月29日 )