フランスの4月3日の国連への呼びかけはなんだったのか?現地で仏のトータルが石油発掘をしているためだったのか?アラン・ジュッペ外相(前防衛相)はマリ北部でのイスラム主義の反政府武装勢トゥアレグとマグレブ諸国のアルカイダ(Aqmi)とが連盟しマリを占領することもあり得るとしてこれに対抗する行動を国連に3日要請していた。フランスそのものは現時点では軍事介入を否定した。しかしフランスはコートジボワールの場合でもリビアの場合でも必ず国連や欧州連合、北大西洋条約機構軍(NATO)などの国際社会組織を先に立てて事件紛糾の後で軍事介入してきたことを忘れてはならない。それはそこにフランスの利権が隠されているからである。マリの場合にはトータルの石油であることはまちがいない。一方、大統領選挙でのサルコジ候補支援のためにフランス国内でのイスラム主義対策とマリ北部でのイスラム主義をテロリズムのイメージに二重写しにしてその効果を狙ったものだとも考えられる。