27日、ジョン・ケリー(John Kerry)米国防相は化学兵器がシリア市民に使用されたことを弾劾し、国連の調査が時間を引き延ばして事実を隠そうとしていると批判した。オバマ米大統領はシリアでの化学兵器使用は許されるものではなく処罰されるべきものだと話したとケリー氏は言っている。しかし化学兵器をアサド体制が使用したとはオバマもケリーもいまだに指摘していない。26日には英仏が国連の採決なしでの軍事制裁の可能性を示唆したが、これに対しロシアは国連の承認なしで軍事介入は危険であると警戒し反対している。
潘基文国連事務総長は国連の調査結果がもう少し時間がかかるとは言ったがいつになるのかは発表してない。
サド体制に反対するフランスやトルコ、サウジアラビアなど北大西洋条約機構軍(NATO)の国々の外交官らがヨルダンでの会合に終結している。英は戦闘機や軍用輸送機がシリア沿岸に近いキプロス島に到着したと英国のガルディアン紙は発表した。
米国はこの英紙での英軍機情報を否定していて、ホワイトハウスでは英米両国は一緒に軍事行動を予定していると述べている。
米ソの会合は8月28日にオランダのハーグで行なわれる予定だ。
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シリア体制化学兵器使用を調査する国連調査官の車が射撃
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【参考記事】
Syria crisis: warplanes spotted in Cyprus as tensions rise in Damascus
http://www.theguardian.com/world/2013/aug/26/syria-warplanes-cyprus-tensions-damascus