2013年9月14日土曜日

バチカン№2が聖職者の結婚の可能性を発言

 9月12日夜のフランス国営放送テレビA2はカトリックの司祭でマリアさんと結婚して22年になるレオン氏を紹介した。それはローマのバチカンの№2に新任されたピエトロ・パオロリ枢機卿がフランソワ法王には知らせずに、独身の聖職者であることはキリスト教のドクマではないので論議の余地があると発言したからだ。

 現在のカトリックでは聖職者の結婚は禁止されているが、10万人が秘かに夫婦関係をもっている。南米では60%近くが、アフリカではその80%の聖職者が夫婦関係をもっているとカトリック進歩派の雑誌ゴリアスでクリスチャン・テラス氏は強調しているという。

 12日夜のフランス国営放送テレビA2の映像で紹介されたマリア・ラクロウさんはピレネ地方のと司祭であるレオン氏と結婚している。

 同司教はローマのバチカンの№2のパオロリ枢機卿の発言に用心しながらA2の質問に答えた。この一歩は大きな前進である。しかしながらそれは早くは行かないと思う。教会がそのようには動かないのだとレオン氏は見ている。時が来れば結婚を司教たちが問題にするだろう。今のところは誰もそれを話したくないのであるとマリアさんも言っている。

【参考記事】
VIDEO. Le mariage des prêtres "ne sera pas autorisé rapidement", témoigne un curé révoqué