8月21日にシリアの首都ダマス近郊で数百人が殺害された武器が化学兵器であるかどうかが9月16日夕刻に発表される。潘基文国連事務総長は、その使用者がシリアのバッシャール・アサド大統領によるとは明示せずに、多くの人権犯罪を犯したアサドらにはその責任があることを初めて宣言した。しかしなんとなく化学兵器の犯罪はあっても犯行人がいないという不思議な気の抜けた発言となっている。
アサドは化学兵器使用を否定し続けている。プーチン大統領は化学兵器使用はシリア反体制派がやったものだといっている。
現在13日14日とジュネーブでジョン・ケリー米国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がシリアの化学兵器工場の解体計画で会合している。
9月16日にはシリア情勢をファビウス仏外相、ケリー米国務長官、ウィリアム・ハーグ英国防相がエリゼ大統領官邸でオランド仏大統領招待の昼食会を行なう。