2013年9月13日金曜日

アサドの条件宣言 シリア反体制派協力や軍事介入を否定

 シリアのアサド大統領は米国がシリアへの威嚇とシリア反体制派への協力をしない事を条件に、ロシアの提案である化学兵器工場を国際社会の統制下に置くことを受け入れると宣言した。このアサドの宣言は、米国がシリア反体制派への武器供出を開始したことと関係があるとされている。  アサドの出してきた条件は米国のシリア反体制派協力や軍事介入を否定するものだ。

 米国はロシアの提案は軍事介入からはほど遠くなるものだが好意的に取っていて、提案の具体化をジョン・ケリー米国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とがジュネーブで12日午後から2日間に渡り決めて行く。

 11日夜の米紙ニューヨーク・タイムズによると、ロシアのプーチン大統領は8月21日のダマス化学兵器大襲撃の原因はシリア反体制派であったと批判している。




【参考記事】

En direct - Etats-Unis et Russie sont «déterminés» à avoir des «discussions substantielles»

LIBERATION AVEC AFP (MIS À JOUR : )