8月19日のフランスのディジョン裁判所で裁判官らに人種差別発言の暴言を受けたとして被告(53歳)は告訴することを決めた。被告は8ヶ月間の仮拘置になっていてこの日の裁判所での判決を待っていた。被告とその妻はすでに「旅の人々」とはいうものの地域に住み着いて久しい人たちだ。被告は裁判官らにロマ人など東欧から移ってきたキャラバン生活者の「旅の人々」は、誰もが承知のように盗みをして自分らの生活習慣を変えないと言われ、さらに彼らの名前は理解困難なものだなどとおよそ裁判とは無関係な言葉で馬鹿にされた。
この様な言動はフランス共和国ではあってはならないししてもならないために、裁判官から発せられた驚くべき人種差別発言は受け入れられないものだとして弁護士と被告人は告訴することに決めた。