ルモンド紙によると、サルコジ前大統領は2013年4月から権力関与の犯罪容疑で司法調査の対象になっていて二人の判事によって電話盗聴されていたという。2月26日、サルコジの弁護士チェリー・ヘルゾーグ(Thierry Herzog)は電話で、同氏の25年来の友人であるジルベール・アジベール(Gilbert Azibert)仏最高裁判所付き検事総長が停年が近くなっていてモナコ国家審議員に天下りしたがっていた。ベッタンクール裁判運営情報と引き換えにそれを一押しして推薦しても良いというサルコジの考えなどが電話で盗聴されていた。アジベールはサルコジによって2008年には裁判所総書記長に任命されている。