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2016年5月29日日曜日

広島の平和記念公園前でのオバマ発言をフランスで観た

私は確かテレビで見たので、フランス語の翻訳だったと思います。少し表現に違和感はありましたが、私はオバマの最初の言葉ではなく、我々が人類滅亡の手段をもっていることが明らかになったという彼の言葉を大事に考えました。原爆は米軍が落としたもので、日本人はその犠牲者なのだという考えがあるが、実はこれは今後に於いて戦争犯罪者になる可能性を大いに準備しているわけで、しかもオバマと並んで広島の平和記念公園前で犠牲者追悼の献花などがよくも平気な顔で出来た安倍晋三首相に対する言葉なのではないかと思ったのでした。私はそういう風にとったのです。二人はそれぞれ献花を果たしたが、一方は人殺しの戦争をまた準備する心を持ってしたのです。他方はこの人類滅亡の手段をストップさせようという未来への誓いの意味があったと解釈しました。その違いがわからないと、空から隕石が落ちて云々という解釈になってしまうのだと思ったのです。安倍首相のドーム前での献花の行為というのは、実は偽善であることがわからなくなり、誤魔化されてしまうのです。

2013年11月6日水曜日

絶対的尊厳の欠落 9・11、広島・長崎そして福島に刻印された非人権の恐怖 

10年前の2001年9月11日の朝にニューヨークの二つの高層ビルに飛行機が突っ込みビルは粉塵を上げていとも簡単に崩れ落ちた。この直後にワシントンのペンタゴン米国防省本部にも飛行機VOL77が突入。このイメージは私に米国が原爆を落とした広島と長崎の廃墟の映像を思い浮かばせる。そしてそれは福島の地震の後の津波に飲み込まれ瓦礫の残骸だけが残る被災地の荒涼とした風景と結びついた。これらの3つのイメージが一つの焦点を結ぶのはいずれも巨大な数の人間が一瞬にして死の苦しみの阿鼻叫喚の無間地獄に突き堕とされたということだ。しかし、1人の人間がどんな金銀財宝を全世界に敷き詰めた重さよりもより重いというのではなくて、そういう相対的なものではなく、比較できない絶対的尊厳の対象であるという思想が欠落していたのである。これを糾さなければならない。

テロリストでも独裁者でもない米国であったが、広島と長崎への原爆投下という全く非人間的な悪魔の所作をおこなっている。この残忍な虐殺行為はテロリストとは無関係なところで起こった。戦時下という名目や反テロ、反独裁の美名の大儀を立てたとしても、人間殺害の非人権行為は絶対に許されるものではない。

9・11、広島・長崎、福島に刻印された恐怖とは多くの犠牲者が虚空にでも吸い込まれたかの様に跡形もなく何十グラムかの瓦礫として消え去って姿を消したことだ。その事件の後の対比的な静寂さはまるでシューレアリズムの世界のような不思議な虚無感を残す。

これらの死がより悲劇的なのは人間の視覚では確認できないものになってしまうからではないだろうか。
テロリストが原発を手に入れればそれは平和利用ではなくて、軍事的な原爆として利用されるだろう。テロリストが軍用機でない飛行機でも、ハイジャックすればニューヨークの悲劇も起こる。

つまり平和利用の原発であっても地震や津波に飲み込まれたり、リビアのカダフィのような独裁者の手に渡ればたちまちにして平和利用の安全性などは保障されなくなるということだ。原発基地は戦争の有無に関係なく危険であったということである。福島原発もこの危険を隠していた。

11日の朝、サウジアラビアのテロリストが操縦したとされる飛行機がペンタゴンへ突入し、同機に乗っていた黒人女性の妻を亡くしたアメリカの黒人作曲家は、「米国はアルカイダのビンラデンをパキスタンに乗り込んで殺害したが、逮捕して裁判にかけるべきであった」といっている。ビンラデン殺害は米国特殊部隊によってなされた。それを手放しで喜んだ人も多い中で、この作曲家の話は我々が忘れた何かを考えさせられる意見であった。







2012年4月18日水曜日

サルコジはカダフィと原発基地売買契約は無かったと、アレバ前社長ロベルジョン発言を否定


Nicolas Sarkozy accueille Mouammar Kadhafi à l'Elysée, en 2007 (Sipa)
2007年、独裁者カダフィをエリゼ大統領官邸に迎えるサルコジ仏大統領




Matinale spéciale : Nicolas Sarkozy dans... par franceinter

4月17日朝のフランス・アンテール・ラジオ(France Inter)の番組にサルコジ大統領が出演した。ここで聴視者の質問があった。それに答えて、2007年にムアマル・カダフィ大佐が来仏したがリビアへ売却しようとしたされる原発基地プラント契約は存在しない。それは嘘だとサルコジは発言している。アレバ社の前社長アンヌ・ロベルジョンさんは仏政府は原発基地をカダフィに売りたがっていたのだといっている。同ラジオでのロリアン地方に住むジャンさんの質問とは、「私はアレバ社の社長であったロベルジョンさんが書いていることで、サルコジ氏の返答を聞きたいと思います」、「特に、原発基地を低価格で(サルコジの)友人であるボルロー(ジャンルイ・ボルロー前環境相)と、プログリオ(フランス電力(EDF)のアンリ・プログリオ社長)からカダフィに売却しようとしていた事に関してである」と話している。サルコジはジャンさんの言葉尻りを捕らえて、「出て行けだなどと」公共ラジオの品位に関わる質問だと怒ってみせながら否定している。しかしリビア砂漠では水が不足しているので海水を真水にする原発基地プラントの売買で平和利用なのだとする解説が当時あり、仏メディアでの話題になっていたのも確かである。

2012年4月8日日曜日

原子爆弾を手形に仏大統領選挙へ サルコジの資格発言とは

8日、日曜新聞(JDD)は2012年の仏大統領選挙を2週間前にしてサルコジ候補を取材した。その中で自分は対抗候補のオランドより人気が上昇しているとして、「仏大統領は原爆発射のボタンを持っている。不完全な者にそれは渡せない」と自分のことを棚に上げて発言した。この言葉は、原発の平和利用での放射能汚染の怖さをしらない者の言葉であるだけでなく、原子爆弾を盾にした恐ろしい発言である。