エジプトのコプトテロ後に、パリ郊外のキリスト教会がテロのインターネット脅迫

フランスのパリから５キロほど南西部郊外の高級住宅地区に位置するサント・マリー=サント・マルク教会はコプト教の信者が５千人ほどいて信者がインターネット上でイスラム聖戦士によるテロが予告されているとギュルギュィス・ルカ司祭に知らせていた。３日、司祭はテロリズムの脅威を訴え出た。

「ヌーベル・オブセルバトワー誌ｆｒ.」などによると、イスラム聖戦士は欧州と特にフランスでのテロ予告をしておりそこに同教会の名前が上がっていたという。

同教会は仏人文豪であるシャトーブリアンの家があるシャトー・マルブレー市、オートセーヌ県にある。

１月１日早朝には、エジプトのアレキサンドリアでキリスト教コプトの信徒が年末のサンシルベストルのミサを終えて教会から出てくるところを爆弾テロで狙われて２１人の死者をだしている。１０月３１日に４６人の死者を出したバクダッドでのキリスト教寺院テロではイラク人による犯行声明が出ている。

コプト教はエジプトのキリスト教徒ということである。現在エジプトには７００万ほどがおり、エチオピアでは１４００万人いる。米国に流出したコプトは５０万近くいるという。十字架の先端がひし形を持っているのが特徴で、コプトはギリシャ正教のような道路や戸外での十字を切る礼拝はしないで教会や家でおこなう。

エジプトでのテロの後で、ホスニ・ムバラク大統領への治安対策を批判する声が高まっていた。

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