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2012年1月11日水曜日

イランの増殖ウランだけでなく、福島原発事故の教訓からは仏米のウランも危険

国際原子力機関(IAEA)は9日、イランのフォルド工場での20%ウラン増殖生産開始を報道した。これをフランスは国際社会の法に違反するとしてイランの原発開発計画を厳しく批判した。米国は原油の輸入を破棄する方向で、欧米とイランの関係は緊迫している。しかし、福島原発事故の教訓からは両方とも危険なのである。そのことにむしろフランスや米国こそが早く気がつくべきであろう。

2012年1月8日日曜日

パリの路上に生きる、都市は貧者の終焉の土地


パリの街は田舎と異なって貧富の差が眼に見えて際立っている。特に冬の季節はそうだ。フランスではミレーの落穂拾いの絵にあるように、昔から貧しい人たちは富者の取り残した残り物を畑や市場で拾うことが許されていた。パリの数多くの街路で開かれる朝市にはこうした貧しい人々が食物を求めてやってくる。中には身なりのいい婦人や若い労働者もいる。多くの人々が市の終わるころをめがけて集まる。ミレーのオルセーにある作品は農村がテーマになっているが、現代の貧しい落穂拾いの現場は都市の路上であり、地方から活路を求めてやってくるが、おそらくは終焉の地となる。

中年の男性は寒い中でフランスの高級紙といわれるルモンド紙を読んでいた。わざわざお願いして一面を手にしてもらった。高級バターを入れる木の丸い容器を使ってお金を集めていた。男性はかばんを開けて見せて、他にフィガロ紙やパリジャン紙もあるといった。