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2013年9月7日土曜日

米仏は孤立していない G20でアサド責任に日米英仏など11カ国が署名に加え独も

 ロシアのサントペテルブルグで9月5日6日と開催されたG20会議では20カ国の内の過半数を超える11カ国が、8月21日のシリアダマス近郊の反体制派地区での化学兵器使用大殺戮の責任者はシリアのバッシャール・アサド大統領にあるとする見解を持っていることがわかった。しかし署名リストにはアサド体制への軍事的介入を歌ってはいない。6日夜のフランス国営放送テレビA2でもオランド仏大統領が同会議の席上で、20カ国の内の11カ国が我々を支持している。フランスは孤立してはいないと述べている映像が報道されている。11カ国には日本、スぺイン、オーストラリア、カナダ、フランス、イタリア、韓国、サウジアラビア、トルコ、英国、そして米国がありそれぞれ署名した。7日の午後になってドイツが署名を宣言している。
 

  

 国連介入のシリア問題の解決を求める声は多いが、この国連が中ロの拒否権行使で麻痺状態になっている。そして潘基文国連事務総長もシリアへの軍事介入を拒否している。人を殺害することは戦争になれば起こることでよくないが、この市民や婦女子も殺害するアサドの蛮行をストップさせなければ世界中の独裁者はアサドに続くことをオランド仏大統領は恐れている。そこに民主主義と独裁者との闘いがあると理解しているようだ。




 そしてこの線が現代社会の国際紛争の解決策の最前線なのである。他に手がないというのだろうか?なぜこの国際会議でもあるG20にアサドを招待しなかったのか?そこでアサドも入れて責任を討議すべきであった。

 国連事務総長はアサドを呼んで国連安保理で審議すべきである。勿論のことアサドは出てこないだろう。それをロシアや中国が代行するというのだろうか?

 ルクセンブルグのジャン・アセルボン副首相は「アサドの持つ武器に対抗できる兵器を欧米は持ってない」「軍事的にアサドの蛮行をストップできないのだ。これを知らなければならない」と語っている。

【参考記事】

Syrie : onze pays pour une "réponse internationale forte"

LE SAMEDI 7 SEPTEMBRE 2013 À 06:28
Par Sylvie Johnsson
http://www.franceinfo.fr/monde/syrie-onze-pays-pour-une-reponse-internationale-forte-1133403-2013-09-07

オランド主張のシリア軍事介入 オバマとプーチンがG20で対立 

 ロシアのサントペテルブルグのG20会議の折に記者会見したオランド仏大統領は、国際条約違反の化学兵器利用のシリア危機にふれて軍事介入の必要性を再度発言した。政治的な解決のためにはそれに加速を加えるのは軍事介入であるとの見解を出している。

 オランドは米議会が来週9日に軍事介入の是非を決める承認投票の結果を待っている。フランスが一国でシリアへ軍事介入することは問題外であるが、それはフランスが軍事力がないからではなくて、この種の行動には広い連帯が必要だということだとオランドは説明している。

 オランド仏大統領は、8月21日のダマス近郊でアサド体制が化学兵器を使用とされるが、国連の調査結果を待っている。この情報を得てから自分の決定をフランス国民に宣言することになる。

 ロシアのプーチン大統領などは国連の決定に従うとしていてシリアへの軍事介入に反対している。フランスは政治的交渉がブロックしている国連決議を経ないで、シリアへの限定的軍事介入を主張している。その場合にはシリアの軍事施設だけに狙いが定められるという。

【参考記事】

Syrie : "Une action militaire peut accélérer la solution politique" (Hollande)

LE VENDREDI 6 SEPTEMBRE 2013 À 16:55 mis à jour à 17:59

G20でオランド仏大統領 アサド記者会見のフィガロ紙を非難


  6日、ロシアのサントペテルブルグで開催中のG20会議で記者会見を受けたオランド仏大統領は、2日掲載の右派系仏新聞フィガロのアサド大統領インタビューを非難した。オランド氏は独裁者のインタビューによって、フランス人の意見が鮮明化させられることに対し、フィガロ紙の持つ市民感覚は決して感謝できるものではないと批判した。今や明快に反対派を粛清したいことが我々は理解できたと皮肉っている。民主主義国の新聞でありながら、独裁者の好き勝手な嘘とフランス国民への脅迫をフィガロ紙が許してしまったとオランダ氏は言っている。

 フィガロ紙のダマス特派員ジョージュ・マルブルノ(Georges Malbrunot)氏がバッシャール・アサド大統領に記者会見したものでエリゼ大統領官邸を怒らせている。オランド大統領はアサドが政治的な解決など初めから考えてなくて化学兵器を使ってないと嘘をいい、またフランス国民を脅迫し分断させていることがわかったと言っている。

 アサドはフィガロ紙の「フランスはシリアの敵になったのか?」というインタビューの質問に答えた中で、「フランス人は我々の敵ではない。しかしフランス国の政治がシリアの敵である」「フランスの政策がシリア人民の敵であり、この国家がフランス人民の敵なのだ」とフランスの利益を語っている。


La mise en garde d'Assad à la France

2013年9月5日木曜日

ロシアのプーチン大統領はG20で シリア化学兵器使用の証拠物件を見たがっている




G20 : la Syrie en marge des débats officiels

LE JEUDI 5 SEPTEMBRE 2013 À 05:00
Par Baptiste Schweitzer
  ロシアのサントペテルブルグでのG20会議は今日5日午後から二日間にわたり行なわれる。公式な議題は雇用や汚職対策、世界のエネルギーや通商の相互強化、経済発展、国際財政構造改革など8つのテーマで話されることになっている。しかし会議ではシリアへの軍事制裁が最大の関心事になっていて8月21日にアサド体制によるシリア市民への化学兵器殺戮に制裁を加えこれを停止させようとする論議が仏・米を中心に高まっていてこれが論議されてゆくことは避けられない。4年間続いている世界の経済大国の集まる同会議には各国の外相が招待されることはなかったが、今回は外相も参加してシリア問題が論議される事になった。

  オバマ米大統領はこのG20会議でシリアに制裁を加える大連合糾合の機会としている。ロシアのプーチン大統領はS-300ミサイルをシリアへ搬出することを中止したがシリアが化学兵器を使用した確実な証拠と国連の承認がない事を理由にシリア制裁の爆撃に反対している。

【参考記事】

G20 : la Syrie en marge des débats officiels

LE JEUDI 5 SEPTEMBRE 2013 À 05:00
Par Baptiste Schweitzer

独誌シュピーゲル シリア化学兵器大量殺戮は毒物配合分量の誤り


  ドイツ誌デア・シュピーゲル(Der Spiegel)によると、これは確実にシリア体制による犯行で、化学兵器の毒物配合分量の誤りによるものだとドイツ秘密警察(BND)の議会提出資料を基に報道した。イラン新派でシリア支持のヒズボラも同様にこの犯行者を指して、平静さを失ったシリア大統領バッシャール・アサドによる大きな誤りだったとの意見を同誌は掲載。シリアの首都ダマス郊外の反体制派の集結する地区で8月21日に化学兵器を使用した殺戮で14000人が死亡。この非人道性に抗議して米・仏を中心にアサドを処罰する連合体が結成されようとしている。シリア危機は、今日5日から始まるロシアのサントペテルブルグでのG20会議で大きなテーマとして論議される。4日深夜の仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が報道。

 BNDの所長は21日の化学兵器による攻撃は明快な証拠がないとしても、それはシリアのバッシャール・アサド大統領によるものであることを言っている。BNDの専門家によると、サリン・ガスのような猛毒物質の取り扱いができる専門家はシリア政府にしかいないからだとしている。BNDは21日以前にも同様な襲撃があったことを説明している。その時は化学兵器の薬品配合分量が薄まっていたために被害がすくなかったのだとDer Spiegelに語っている。

 デア・シュピーゲル(Der Spiegel)は中道左派系の調査を元にしたドイツの週刊紙で発行部数は欧州最大で200万部を超える。フランスのル・ポワン誌(Le Point.fr)やエクスプレス誌(L'Expresse)に影響を与えたとされている。