７月１日、国際通貨基金（ＩＭＦ）前専務理事のドミニク・ストロスカーン氏は無罪放免の可能性が強くなったとストロスカーン氏の弁護士の一人ベンジャミン・フラフマン師は１日朝の出廷後に語っている。しかし、米国裁判所はストロスカーン氏の性的犯罪に関する起訴がなくなったわけではないとしている。（JST 11/07/02/1:35）
ストロスカーン氏はブレスレットの電子足かせをはずされて米国内の自由な移動が許された。莫大な保証金も返還されることになる。今回の口頭判決はストロスカーン氏にとって今後早いテンポで良い最終判決がもたらされるものと見られている。これに関連してストロスカーン氏は大統領選挙に出馬しない場合でも国際経済の専門家として社会党の躍進に大きな貢献の一翼を担うのではないかと見られている。そのためにサルコジ大統領の動きも裏面で活発化するものと見られている。
起訴側の女性を調査したことによると最近の２年間で１０万ドルもの大金が方々から入金されていたことから麻薬取引に連座している疑いがあり、過去に彼女が嘘をたくさんついてきたことなどがわかっていて、貧しいが清潔な働き者のイメージが消えうせてしまっている。ニューヨークのソフィテル・ホテルの事件もその可能性が強いとされている。
最終的な裁判所の判定は無罪放免になるだろう（・・・）と同弁護士は発言した。それに対しソフィテルの清掃係の女性従業員の弁護士であるケネス・トンプソン師は５月１４日に証言した言葉は何一つ変えてないと記者会見し証拠物件（（ＤＮＡ）遺伝情報物質体）を提出することを確約した。
（※）これまでの経過 → メイドの嘘でストロスカーンの逆転 ソフィテルホテルの背後に仏の「政治・テロ｣の影が？
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